特集
夏野菜”遅植え”のすすめ
トマトやナス、キュウリといった夏野菜を始める時期は、地域差はあるものの、5月の連休ごろとされています。しかし夏野菜は元来20~30℃の高い温度帯を好むため、作付けを急ぐ必要はありません。また、遅く始めることによるメリットもあります。たとえば、トマトやナスは無加温で苗づくりができ、キュウリはじかまきでも始められます。また、夏至を過ぎて短日条件にならないと実がつかない晩生のエダマメなど、早く始めると失敗する野菜もあります。この特集では、こうした野菜の特性を整理しながら、5~6月あるいは7月に栽培を始める“遅植え”を紹介します。