家の光協会

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地上
2025年5月号

2025年4月1日発売
定価618円(税込)

特集 機は熟したか?
「スマート農業」がもたらすもの

企画・タイトルは変更することがあります。

特集

機は熟したか?
「スマート農業」がもたらすもの

スマート農業を導入すれば、農作業が効率化されたり、収量や品質が上がったり、経営改善につながったり、技術の継承の課題が解決されたりと、さまざまな効果があることはわかっていても、いざ経営の中にとり入れるとなると、金銭面のハードルや技術の取得の面、あるいはそもそもスマート技術を必要としないと考えて、二の足を踏む農家も少なくありません。 一方で、2019年ごろから始まった「実証プロジェクト」を経て、あらゆる農業をカバーする数々の技術が生まれ、実用化できる状態になってきました。さらに2024年10月1日には「スマート農業技術活用促進法」が施行され、スマート農業技術の活用と併せて生産方式の転換も促すなど、農林水産省は、取り組む農家の数を加速化させようとしています。 そこで、この段階での“スマート農業の現在地”を明らかにし、個人として、法人として、集落として、産地として、導入するさいの課題やメリットなどを整理して、今後の展望について伝えます。