家の光協会

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地上

2024年11月号

680円(税込み)

2024年10月1日発売

IENOHIKARI

特集

今こそ、仲間と共に

つないできた“たすき”を次の世代に

TPP、農協改革、新型コロナウイルスの流行、食料・農業・農村基本法の改正……。日本の農業を巡るさまざまな課題に向き合い続けるJA全青協で、2014年度から2023年度までの10年間に会長を務めた方々へインタビュー。当時を振り返りながら、JA青年組織の魅力や次世代に向けた期待などを語ってもらいました。さらに、かつてJA青年組織で活躍し、現在はJAの組合長を務めている先輩に、「これまでの活動の軌跡」や「これからのリーダーに求められるもの」について聞きました。

◎10年の変遷 歴代会長が語る「農業・農政・JA青年組織」
2023年度 稲村政崇さん 2022年度 佐藤崇史さん
2021年度 柿嶌洋一さん 2020年度 田中圭介さん
2019年度 今野邦仁さん 2018年度 水野喜徳さん
2017年度 飯野芳彦さん 2016年度 善積智晃さん
2015年度 天笠淳家さん 2014年度 黒田栄継さん
◎特別インタビュー JA青年組織出身の先輩たちが歩む道
北海道JA道北なよろ会長理事 東野秀樹さん
富山県JAみな穂代表理事組合長 矢木龍一さん

別冊付録

70年、未来に種をまき続けた
JA青年組織がめざすもの

JA全青協70周年を記念して、農業を取り巻く情勢が厳しさを増すなか、仲間と共に未来に向かって行動し、種をまき続けるためには、いま一度原点に立ち返る必要があります。そこで、これまでのJA青年組織の歩みを振り返りながら、盟友たちが時代ごとになにを思い、どう行動したのかについて、その多彩で魅力的な活動とともにまとめました。歴史を振り返りながら、全盟友が農業やJA青年組織の魅力を再発見できるような一冊になっています。ぜひ、グループワークやアーリーワークなどの場でご活用ください。

〔はじめに〕インタビュー 全国の盟友に伝えたいこと
人任せで成立する時代ではない
JA全青協会長 洒井雅博さん
〔第1章〕対談 JA青年組織がめざすもの
JA青年組織はだれのため、なんのためにあるのか
JA全青協副会長 武内 誠さん× 同副会長 北川敏匡さん
〔第2章〕軌跡 JA青年組織がまき続けた種
一つ一つの活動が農業の未来を築いてきた
①JA青年組織の歩み
②新時代を切り開くポリシーブック活動
③地域の未来を耕す多彩で魅力的な活動
〔第3章〕座談会 これからの農業・農政を切り開くために
わたしたちが思う農業・農政の注目ポイントは、ここだ!
JA全青協理事 坂本裕之さん、同理事 下中豊久さん
同理事 原 直樹さん、同ポリシーブック委員 米原章浩さん
〔おわりに〕寄稿 JA青年組織に期待すること
これまでの常識ややり方を見つめ直し、新しい挑戦の先頭に立ってほしい
北海道大学大学院農学研究院准教授 小林国之さん

現場発! 盟You伝

みんな江刺を愛する仲間だ!
いままでもこれからも「自分たちらしい」活動を

岩手県JA江刺青年部
県内でも有数の農業地域として知られるこの場所で、長年活動するJA青年部のメンバーたち。彼らの食と農、そして組織活動にたいする思いを聞きました。

DREAM MAKER ~明日をつくる農業者~「守るために戦う」

広島県庄原市 JAひろしま青壮年連盟庄原地区本部 渡邊 諒さん
中学3年生のとき、農家の道に進むと決めた。その決断の裏にあったのは、自分が暮らすこの地域を自分の手で守りたいという思いだった。法人化を経て、さらにできることがあると、思いを深化させています。