家の光協会

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地上

2024年8月号

618円(税込み)

2024年7月1日発売

IENOHIKARI

特集

新しい時代のリーダーをめざそう

「ESG経営」事始め

気候変動などの環境問題が深刻化し、経済格差といった社会課題が進展するなか、環境、社会、ガバナンスを考慮しながら、持続的な成長をめざす「ESG経営」という経営手法が注目を集めています。これは自然環境や地域社会と密接な関わりを持つ農家やJAこそ、経営や運営にとり入れるべき考えであり、結果的に消費者からの支持にもつながるはずです。社会貢献と利益の両立を求めるそのあり方に、新時代のヒントを見いだします。

◎Q&Aでさくっと押さえる 超解!ESG入門
◎コラム 持続可能な経営の起点には人づくりがある
◎ESG実践者File 1 熊本県益城町 ㈱みっちゃん工房
◎ESG実践者File 2 宮城県気仙沼市 ㈱臼福本店
◎コラム 生産者の努力を伝える「My エコものさし」
◎「日本の資本主義の父」からひもとく かけ離れたものを融合させる力

特別企画

よりよい対話につながる
ワークショップのつくり方

前向きな意見が出ない会議や、マンネリ化した活動から脱却するためには、参加者みずからが参加・体験して共同でなにかを学び合ったり、創り出したりするワークショップをとり入れるのがお勧めです。学習活動を活性化し、JA青年組織の組織力を押し上げるためのアイデアを提案します。

現場発! 盟You伝

食農教育、産学連携、地域の活動を継続するため
「福祉」と連携し農業を守っていく

神奈川県JA横浜青壮年部都田支部
盟友おのおのの経営基盤をより磐石なものにしていくことで、JA青壮年部の活動を続けていける。長年、農福連携に取り組んできたJA横浜青壮年部都田支部では、障害者福祉サービス事業所の利用者が、農業で働ける仕組みをつくり始めました。

DREAM MAKER ~明日をつくる農業者~「感謝を胸に」

高知県四万十町 JA高知県青壮年部四万十本部興津支部 村田紘盟さん
高知市内の中高一貫校への進学を機に、約10年間地元を離れていた村田さん。地元に戻り就農してから8年が経過し、今年度、高知県のJA青年組織の代表を務めます。家族や故郷へのありがたさをかみしめながら、その若さをもってJA青年組織活動に臨みます。村田さんのある一日を追いました。