家の光協会

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地上

2024年4月号

680円(税込み)

2024年3月1日発売

IENOHIKARI

別冊付録

JAグループお仕事図鑑 今の時代に必要とされる「協同組合」の意義と役割

~たがいのことを知れば、共にできることがみえてくる!~

協同組合とは、共通の目的を持った人が集まり、事業や活動を通じて自分たちでその目的を達成していく組織です。しかし、自分たちだけですべてを行えるわけではありません。JA(農業協同組合)の場合、組合員の中心は農家ですが、日々の営農に忙しく、JAの運営に必要な実務までこなすのは、難しいでしょう。そこで、農家に代わって事業を進めるのがJA職員です。目的を達成したり、課題を解決したりするのに、組合員の力だけではどうにもならないとき、JA職員は、その知識や経験を活かし、組合員をサポートします。
本冊子では、多様な「JAグループのお仕事(=事業)」について紹介し、どのように組合員の営農や暮らしを支えているのかを解説します。
ぜひ、明るい未来に歩みを進めるために、この別冊付録をガイドとしてご活用ください。
イラスト/横山寛多さん

特集

生産者と消費者を越えて わたしたちはどう発信するか

コロナ禍を経て、消費者の目が食の安全・安心に向かっています。そんな今こそ、生産者からの積極的な情報発信が必要なのではないでしょうか。あなたの言葉ひとつで、営農している地域や農畜産物から魅力を引き出すことは可能です。伝え方を磨くことで、作り手と食べ手の距離をぐっと縮め、食や農について共に語り合っていきませんか。
イラスト/てぶくろ星人さん

◎「役に立てた」という“イミ”を感じたい消費者
牛窪 恵さん(世代・トレンド評論家)
◎SNSや加工品、実店舗もすべて発信ツールです
井上敬二朗さん、真梨子さん(栃木県那須町「稲作本店」)
◎寄稿 デジタルとアナログの二刀流こそ
小葉松 真里さん(フリーランス農家)
◎“あなた”ならどう伝えて売りますか?
柿内尚文さん(編集者・コンテンツマーケター)
末木富士子さん(レジェンドマネキン)
◎座談会 SNS投稿は発信手段としてもうオワコン!?
ハナウタカジツさん×青いTシャツ24時さん×鶴 竣之祐さん

特別企画

めざせ! 持続可能な社会 高校生の描く未来

地域の課題解決に乗り出したり、環境負荷の少ない農業を研究したり……。持続可能な社会の実現に取り組む高校生たちが年々増えています。そうした中から「これは!」と思う事例をピックアップ。活動内容や生徒たちの思いを紹介します。

【事例1】もっともっと挑戦したい もっともっと失敗したい
「やってみよう!」の精神で地域活性化
東洋大学付属姫路高校「地域活性部 PROJECT TOYO」
【事例2】廃棄物を減らしてSDGsにも貢献!
持続可能な新しい畜産のスタイルを実現させる
熊本県立熊本農業高等学校「養豚プロジェクト班」
【事例3】カーボンクレジットを新たな輸出品に!?
バイオ炭を活用した農業の可能性は∞
宮城県農業高等学校「Jクレ女子会」

現場発!

盟You伝 こんな活動いいな できたらいいな JA青年部は「やりたい」ことを実現させる場所

埼玉県JA南彩青年部
2024年1月に設立11周年を迎えた同青年部。時代や価値観の変化に合わせてJA青年部の活動のあり方も変わると語る彼らに、その理由とこれまでの歩みを聞きました。

DREAM MAKER ~明日をつくる農業者~「自分を見いだす」

栃木県那須烏山市 JAなす南青壮年部 小池辰之さん
高校を卒業後、すぐに就農し、地元の先輩や妻のおかげで、現在の自分が形づくられたと語ります。仕事の充実を望みながら、生活をしっかり確保したいと、バランスを意識しながら生産に臨む小池さんの半生を追います(24ページから)。