家の光協会

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地上

2024年1月号

618円(税込み)

2023年12月1日発売

IENOHIKARI

新春対談2024

“つながり”が生む力
未来へと翔ける価値創造のアプローチ

日本航空㈱代表取締役社長 グループCEO 赤坂祐二さん×JA全青協会長 稲村政崇さん
農畜産物の適正な価格形成の議論や全国的な地域の担い手不足……。農業界が抱えるこれらの課題の解決には、いま以上に他業種と連携し、国民理解を醸成する必要があるのではないでしょうか。約5万人のJA青年組織盟友と共に歩いてきた稲村政崇さんと、日本航空㈱の代表取締役社長を務める赤坂祐二さんの対談が、ここに実現しました。同じく北海道に生まれ、一方は大地を、一方は大空を相手にしてきた2人は、語り合いを通じて、どのような未来を描いたのでしょう。
(4~7、58~61ページ)

特集

農業経営を支えるJA営農指導員 二人三脚で知識と技術を未来につなぐ

農家の農業経営に欠かせないJA営農指導員。同時にその役割をじゅうぶん発揮するためには、農家から頼りにされる存在でなくてはなりません。どんな知識や技術、そして情報を持ち合わせていれば、農家の信頼を得られるのか。実際にそれぞれの産地で活躍する営農指導員や、いままさに農家に育てられながら奮闘中の営農指導員の声をとおして、農家と二人三脚で農業経営を向上させるための方法を伝えます。
◎支えるヒト1 徳島県JAあわ市経済部営農指導課課長 土井 哲さん
◎支えるヒト2 富山県JA福光営農部営農指導課課長 湯浅 健さん
◎JA福井県「U-5座談会」
◎農家インタビュー
鳥取県農協青壮年連盟委員長 前田佳寛さん
大阪府農協青壮年組織協議会委員長 木下健司さん
◎寄稿「農業経営コンサルティング」のススメ 初めの一歩
 滋賀県JA滋賀中央会農業・地域対策部部長 雲林院智史さん

特別企画

農福連携第2弾
農と福、それぞれの立場から見えている景色

農業と福祉の分野が手を取り合うことで、おたがいの課題を解決する「農福連携」の取り組みが広がっています。『地上』2023年4月号特集「図表と数字で見る 農福連携の今」では、農福連携が求められる背景や、政府による支援事業の内容を含む、農福連携の基本をおさらいしました。今回は第2弾として、実際に農福連携に取り組むみなさんの事例を、「農業」と「福祉」、それぞれの立場からリポートします。
◎農side 鹿児島県錦江町 ㈱今村製茶 おたがいに幸せに働ける環境をつくる
◎福side 群馬県前橋市 社会福祉法人ゆずりは会菜の花 それぞれの“得意”を組み合わせ、みんなが活躍する

現場発!

盟You伝 楽しさもたいへんさもすべて知って選んでほしい  米を育てる。後継者を育てる。

新潟県 JA新潟かがやき青壮年連盟ささかみ本部
「ゆうきの里」として知られる新潟県阿賀野市笹神地区でJAと連携しながら小学生に向けた本格的な米作りを指導するJA新潟かがやき青壮年連盟ささかみ本部のメンバーたち。「後継者を育てていくためにこの活動は不可欠」と語る彼らの思いを尋ねました。
写真/酒井 大さん

DREAM MAKER ~明日をつくる農業者~「そして、ここに立つ」

徳島県阿波市 JAあわ市青壮年部 湯藤哲也さん
小学生のころから憧れを抱き、20代前半まで総合格闘家をめざした。転機を迎え帰郷し、取り組み始めたのが農業でした。食べものをつくることにおもしろさを見つけ、厳しさを増す営農条件のなかでも善戦している。